Instr Signal は、ニュースの背景と仕組みを、誰にでも分かる言葉で解説します。なぜ構造まで伝えるのかは、サイトの紹介ページで説明しています。
毎日の解説記事は、AI を使った工程で作っています。この方針は、その工程に守らせている決まりを、読者向けにまとめたものです。工程は、このページの「出典と検証」に書いています。公開するかどうかはこの方針の決まりで判断し、記事の責任は文・編集責任者の KAYSEE が持ちます。
独立性
記事の題材と内容は、編集部が独自に判断して決めます。特定の企業・団体・政党の依頼で記事を書くことはありません。サイトには Google AdSense の広告が表示されることがあります。アフィリエイトリンクを含む記事には、その旨を記事内に明示します。広告は、記事を書き終えた後に題材に合うものを選びます。広告のために題材や結論を変えることはありません。
書き方の約束
- 数字・引用・発言・事例は作らない。事実(数字・日付・固有名詞・発言)は出典どおりに書き、出典より強く書かない
- 判断(なぜそうなるか、どう見るか)は、編集部の見方として言い切る。判断は判断と分かる書き方にし、事実に混ぜない
- 評価の対象は仕組み・制度・設計に限り、個人の人格は評価しない。時期を区切った値動きの予測(いつ上がる、いつ戻る)はしない
- 報道でしか確かめられない点は、どの媒体の報道かを示して書く
- 一つの記事で扱う論点は、一つに絞る
- ニュースで何度も目にする用語(長期金利・国債など)は、名前を残して、初めて出る所で一言で説明する。ニュースであまり目にしない用語は、日常の言葉に置き換える
- わかりやすくするためでも、事実を強める言い方(隠した・奪った、など)はしない。数字には比較の対象を添える
- 記事の末尾に出典を載せる
事実と意見の線について
事実と意見のあいだに、はっきりした線を引くのは、実は難しいと運営者は考えています。人には、自分が支持する意見を補強する事実を、自分の都合のよいように使ってしまう癖があるからです。どの事実を選び、どう並べるかにも、書く人の見方が入ります。
Instr Signal が目指しているのは、判断に必要な構造を示すことです。ただ、運営者自身の偏り(バイアス)はゼロではありません。記事で事実として示しているのは、あくまで運営者の主観で、一般に否定されにくい確かな事実だと考える部分です。判断の文は判断と分かる書き方にし、出典を記事の末尾に載せて、読者が自分で確かめられるようにしています。
分析や推論についても、前提にした事実、結論に至る理由、別の説明が成り立つ余地を点検します。資料が直接示していることと、編集部がそこから考えたことを分けて書き、結論が成り立つ条件と、どこまで言えるかの限界を示します。記事のために編集部が計算した数字は、「記事の計算」と書きます。価値判断は、何を重視した判断かが分かるように書きます。
出典と検証
出典は、官公庁や企業の公表資料、法令、当事者の発表などの一次資料を優先し、一次資料に当たれない場合は、大手の報道機関の記事を出典にします。
解説記事は、次の工程を通してから公開します(2026年10月12日時点)。
- 調査: 関心の高い話題から題材を選び、一次資料や報道に当たる。独自調査の記事では、対象の資料を最後まで読み込み、手に入らなかった資料があればそのことも記録する
- 構成: 読者がまず聞く問いと、その答え、答えを決めているものを決める
- 反論: AI に答えへのいちばん強い反論を出させ、採るかどうかを決める
- 執筆: 本文は1,000字前後を目安に書く(題材や特集によって長くなることがある)。根拠は、記事の中の折りたたみで読めるようにする。独自調査の記事では、どの資料をどこまで読み、どう数えたかを記事の「調べ方」に書き、読者が同じ手順でたどれるようにする
- 機械検査(プログラム): 題名・見出し・文の長さ・文体・使わない言い方を検査する
- 事実確認: 数字・日付・名前・発言と、読者の行動にかかわる言い切りを、記事末の出典を開いて照らし合わせる。記事の冒頭に置く NOISE(よくある受け取り方)は、その出どころ(報道の見出し、よく見られる声、世論調査など)も開いて確かめる。なぜそうなるか・どう見るかという判断の文は、照らし合わせの対象にしない
- 題名: 候補を5つ以上作り、採点して決める
- 読者テスト: 記事の種類に合わせて、ニュースをよく読む人や予備知識のない人など、20代から60代までの5人の読み手を想定し、AI に読ませる。読み手がまず知りたかったことに記事が答えているか、話の筋道を自分の言葉で言えるかを確かめる。想定した読み手による点検で、実際の読者に読んでもらう調査ではない
- 点検: 話の筋の飛び、答えと本文の食い違い、言い換えで意味が変わった所を点検する。確かめきれない点は、公開の判断に回す
- 公開(運営者が決めた条件に沿って判断する): 以上の工程を通った記事だけを公開する。確かめきれない点が残った記事は公開せず、運営者に回す
工程は、順に足したり改めたりしてきました。2026年9月25日より前に公開した記事は、3番の反論を通っていません。8番の読者テストも、今とは読み手の数や合格の基準が違いました。
工程ごとの記録(開いた資料、照らし合わせの表、読者テストの答え、公開の判断)は、記事ごとに保存しています。
公に示された発言を論点に分けて確かめる検証の記事では、一つずつ「裏が取れた」「条件つき」「根拠が足りない」の3つの札で判定します。発言を事実・推計・意見に分ける記事では札を付けず、事実の部分だけを資料と照らします。短い形式の「3行で検証」では「正しい」「一部正しい」「根拠なし」「まだ分からない」の4つを使い、意味は同じ定義でそろえています。札には、そう判定した理由を一文で添えます。「根拠が足りない」は、公開された一次資料やデータでは主張を支えられないという意味で、「誤り」と同じではありません。誤りと言えるのは、一次資料と逆のときだけです。
ショート動画は、公開した記事だけをもとに、同じ工程で台本・画像・読み上げの音声を作ります。記事と食い違う所がないかを確かめ、視聴者テストを通してから公開します。
「まだ分からない」と書くとき
記事で「まだ分からない」と書くときは、なぜ分からないのかが読者に伝わるように、次のどれに当たるかを書き分けます。
- まだ決まっていない
- 決まっているが、公表されていない
- 資料はあるが、今回は確かめていない
- 観察した数字だけでは、原因を切り分けられない
- 定義や、重視する基準が違う
- 資料どうしが食い違っている
解説とコラムの区別
解説記事は、ニュースの背景と仕組みを説明する記事です。特定の政党・政治家・個人への支持・不支持は書きません。筆者個人の経験と考えを書く記事は、分野「コラム」で区別しています。運営者自身が当事者になった出来事を解説記事で扱うときは、そのことを本文に書きます。コラムでは、確かめた事実と筆者の考えを段落で分けて書きます。
解説記事の末尾に、運営者が短いメモ(編集部メモ)を添えることがあります。出来事や当事者への評価は書きません。
注目企業について
「注目企業」は、毎週、その週のニュースで何が起き、誰が得をして誰が負担するのかが見える会社を、編集部が東京証券取引所の上場企業から3社選び、注目する理由・背景・今後の予定を紹介する欄です。この欄は、特定の株式の売買を勧めるものではなく、投資の助言でもありません。株価の予想や、買い・売りの判断は書きません。注目企業の欄では、公開の前に、運営者を含む編集部の関係者が取り上げる会社の株を持っていないこと、取り上げる会社から対価を受けていないことを確かめています。取り上げた会社の株は、選んでから公開の3か月後まで、運営者を含む編集部の関係者は売り買いしません。
訂正
誤りが分かった記事は、速やかに訂正します。詳しくは「訂正の方針」をご覧ください。

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