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SIGNAL答え

ICチップを​読ませれば、​免許証は​4月以降も使える。​なくなるのは、​表面を​目で​見るだけの確認だ。

2027年4月1日から、​本人確認の​厳しい​型の郵便物を​受け取る​ときの​やり方が​変わる。​運転免許証などを​郵便局員に​見せるだけでは​足りなくなる。​カードの​ICチップを​機械で​読ませるか、​スマートフォンに​入れた​マイナンバーカードを​使うことになる。

STRUCTUREこの記事の構造

2027年4月⁠〜

目で見る確認 → ​ICチップを読む確認

対象は​「本人限定受取⁠(特伝)」

本人限定受取郵便は、宛名の本人にしか渡さない郵便だ。日本郵便は、基本型、特例型、特定事項伝達型の3つの型を用意している。

ICチップを読むのは、犯罪で得たお金の流れを防ぐ法律に沿う特定事項伝達型だけだ。封筒に「本人限定受取(特伝)」とある。基本型も、証明書はICチップ付きの4種類に限られ、パスポートは使えなくなる。

共同通信は、クレジットカードの受け取りに関わる変更として報じた。

いまは​証明書を​見せれば済む

現在、「特伝」の郵便物を受け取るには、写真付きの公的な証明書を1点見せる。運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなどだ。

2020年4月からは、顔写真のない書類が使えなくなった。別の書類を追加で見せたり、質問に答えたりして確認してもらう方法もない。宛名が新しい住所なのに証明書が旧住所のままだと、郵便物は渡してもらえない。

受け取ると、証明書の名前や番号、生年月日、確認した日時などが差出人に伝えられる。ほかの2つの型にはない仕組みだ。

沖端郵便局(福岡県柳川市)
写真:そらみみ/Wikimedia Commons(CC BY-SA 4.0)

来年4月からは​機械で読む

2027年4月1日以降は、証明書の表面を目で確かめる方法がなくなる。代わりに、2つの方法のどちらかになる。

1つは、証明書に埋め込まれたICチップの情報を読み取り、表面の記載と一致するかを確かめる方法だ。もう1つは、スマートフォンのマイナンバーカードから、氏名、住所、生年月日、顔写真の情報を送る方法になる。

総務省は、証明書の偽造や変造によるなりすましの危険が高い確認方法をなくすためだと説明する。国の規則が2026年3月に改正され、日本郵便は9月4日にルールの変更を申請した。総務省は9月14日に認可した。

3月発送でも​4月受け取りは新方式

気をつけたいのは、切り替えの境目だ。新しいルールは、4月1日より前に差し出された郵便物にも適用される。3月末に発送された郵便物でも、4月に受け取れば新しい方法での確認になる。

変わるのは受け取りの手順で、使うのは手元の証明書だ。ただし、パスポートは使えなくなる。免許証のICチップを読むには4桁の暗証番号2組が要り、覚えているかを今のうちに確かめておきたい。

出典

訂正(2026年9月25日):パスポートは本人確認に使えなくなる点を補い、ICチップを読むには暗証番号が要ることを書き添えました

訂正(2026年9月25日):変わるのは特定事項伝達型とみられる、としていた所を、日本郵便の発表に合わせて直しました。基本型も2027年4月1日から、使える証明書がICチップ付きの4種類に限られ、パスポートは使えなくなります。ICチップを読む確認は特定事項伝達型だけです