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退会した人の情報も漏れた。タイムズカーが退会後も約7年、会員情報を保管していたためだ。

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タイムズカーから漏れた約660万件の会員情報には、今の会員のほか、すでに退会した人の情報も入っている。運営会社が、会員の情報を退会の後も約7年残していたからだ。対象の退会者は、2019年9月末以降に退会した人だと朝日新聞が報じている。

STRUCTUREこの記事の構造

退会後も約7年、会員情報を保管する

不正アクセスで約660万件が漏れる

退会した人の情報も漏れた

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今の会員のほか、退会した人も対象

パーク24は9月28日、タイムズカーのWebシステムが不正アクセスを受けたと発表した。第三者に不正に取られたアカウントの情報には、入会を申し込んだが手続きが終わらなかった人の分も含まれる。

漏れた項目には、氏名・住所・生年月日・運転免許の情報がある。入会のときWebで送った運転免許証などの画像(本人確認書類の画像)も含まれている。どの項目が漏れたかは人によって違い、パーク24が対象者に順次、個別に知らせる。パーク24は、メール・SMS・電話でパスワードやカード情報を聞くことはないとしている。

免許証の画像が漏れた人へ:本人申告の手順と手数料 →

退会しても、会員情報は会社に残る

タイムズカーに入会するときは、Webで運転免許証などの画像を送る。タイムズカーの利用規約(約款)は、その理由として、レンタカーについて国土交通省が出した通達を挙げている。貸し出しの記録に、運転者の氏名や免許証の番号などを書くよう定めた通達だ。

退会した後も、会員情報は約7年、会社に保管される。タイムズカーは理由を「法令上、取引記録の保管義務があるため」と説明している。どの法令の義務かは書かれていない。今回対象になった退会者は、ほぼこの期間の中で退会した人だ。

タイムズカープラスのカーシェアリングステーション(東京都渋谷区)
写真:Tatawidepine/Wikimedia Commons(Public domain)

システムに無いカード情報は漏れていない

クレジットカード情報は、今回漏れていない。タイムズカーを運営するのは、パーク24グループのタイムズモビリティだ。同社は、クレジットカード情報を社内のシステムに保存していない。どの情報が漏れたかは、会社が何を、いつまでシステムに残していたかによって違った。

退会した人は消去を請求できる

消去の請求は、会社が持っている自分のデータを消すよう、本人が求めることだ。個人情報保護法では、今回のように自分のデータが漏れた人は、会社に消去を請求できる。請求に理由があれば、会社は原則として、必要な範囲ですみやかにデータの利用をやめるか、消さなければならない。

たとえば、ほかの法令で保存が義務づけられている分は、保存期間が終わるまで残ることがある。個人情報保護委員会が法律の解釈を示したガイドラインは、保存期間が終わったら消すと約束する対応も認めている。タイムズモビリティに消去を求めるには、決まった請求書に本人確認書類のコピーを付けて郵送する。手数料はかからず、会社は請求書を受け取ってから1か月以内に回答する。

退会した人も、自分の情報が漏れたかどうかは、パーク24から届く連絡で分かる。消去を請求すれば、これから先も会社に残る自分の情報を減らせる。すでに漏れた情報は、請求しても取り戻せない。

出典

一次資料7件・報道2件

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