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客が来なかったから173億円の赤字

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ジャングリアは営業中で、運営会社は運営を続けると述べている。続くかどうかは、追加融資と新たな出資が集まるかにかかっている。

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STRUCTUREこの記事の構造

総事業費は約700億円

うち366億円は13行の協調融資

開業1年の来場者数は延べ100万人

親会社の赤字173億円は主に株式の評価損

2026年4月に20億円の追加融資

親会社の最終赤字が約173億円だったと報じられたジャングリア沖縄は、いまも営業している。赤字の主な要因は現金の支出を伴わない株式の評価損だと報じられており、入場料などの収入で足りない資金は、金融機関の追加融資で補ってきた。開業から1年の来場者数は100万人で、沖縄タイムスは、会社が当初見込んでいた150万人を大きく下回ったと報じている。

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事業費700億円のうち366億円が融資

ジャングリアの総事業費は約700億円だ。このうち366億円は、全国13行による協調融資(複数の金融機関が組んで貸す融資)だ。会社は、運営費に加えて借入金の返済も、売上で賄う必要がある。

来場者数の100万人は、パークと隣接するスパ(温浴施設)を合わせた延べ人数(同じ人の2回目の来場も数える)だ。

ジャングリアは2026年4月、20億円の追加融資を受けた。9月には、政府系の沖縄振興開発金融公庫が、30億円のつなぎ融資(次の資金が入るまでをしのぐ融資)をする方向だと報じられている⁠(日本経済新聞、読売新聞)。

嘉津宇岳から見たジャングリア沖縄
写真:Kugel~commonswiki/Wikimedia Commons(CC BY-SA 4.0)

173億円は親会社の赤字

ジャングリアの運営には2社がかかわる。パークを運営する会社(ジャパンエンターテイメント)と、その親会社(ジャパンエンターテイメントホールディングス)だ。開業後初の決算(2026年6月期)で、親会社の最終赤字は約173億円、運営会社の最終赤字は約89億円だったと報じられている⁠(沖縄タイムス、時事通信)。

173億円の赤字の主な要因は、親会社が持つ運営会社株式の評価損だと報じられている(沖縄タイムス)。評価損は、持っている株の価値が下がったとして帳簿上の金額を引き下げた損失で、現金の支出は伴わない。

森岡氏が総会で謝罪、再建計画を提示

2026年9月25日の親会社の株主総会で、実質的に経営を率いてきた筆頭株主で、マーケティング会社の刀(大阪市)の森岡毅代表が謝罪した(沖縄タイムス)。総会では決算書は示されなかった。示された再建計画では、来場者数の目標と損益分岐点(利益が出始める来場者数)を、いずれも引き下げた。会社側は金融機関に追加融資を求め、大手企業やファンドなどから新たな出資も募っている。

運営会社の加藤健史CEOは「顧客へのサービス提供や、企業との各種契約や取引に影響が生じることはない。今後も変わらず運営を継続していく」と述べた。

営業日については、会社が8月31日に、2027年1月から原則として毎週月曜を定期メンテナンス日(休業日)にすると発表している(祝日と繁忙期を除く)。

出典

一次資料1件・報道11件

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記事番号 2026-09-29-02 誤りの指摘と訂正の記録