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NOISEよくある受け取り方
SIGNAL答え
3.1%は
STRUCTUREこの記事の構造
債券市場で
10月6日の入札で
同じ入札から
変動10年の利率は、
第199回は
10年ものの国債の利率が約30年ぶりの高さになったのは本当だ。ただし、個人が窓口で申し込む「変動10年」の利率は、10年国債の入札から決まる基準金利に0.66を掛けた水準になる。9月に募集した分は、基準金利2.96%に対して1.95%だった。仮に100万円を買うと、3.1%なら1年の利子は3万1,000円になるが、1.95%では1万9,500円で、税を引いた受け取りは約1万5,500円になる。
3.1%は入札の買い手に払われる
財務省は2026年10月6日、10年利付国債の入札を行い、表面利率を年3.1%に決めた。表面利率は、国が新しく発行する国債に付ける利率だ。年3.1%の利子は、この入札の買い手に払われる。3%を超えるのは1996年8月以来だと、NHKが報じている。

変動10年は基準金利の0.66倍
窓口で買える個人向け国債は、これとは別の商品だ。「変動10年」は1万円から買える国債で、受け取る利率が半年ごとに変わる。その利率を、財務省は「基準金利×0.66」と決めている。下限は年0.05%だ。
基準金利は、10年国債の入札から決まる金利で、どの入札を使うかも財務省が決めている。利子の計算が始まる月の前の月までに行われた入札のうち、いちばん新しい回を使う。10月に募集する分なら、10月6日のこの入札がそれにあたる。2025年10月に募集した分は、基準金利1.64%に対して利率1.08%だった。
10月募集分は、計算すると約2.05%
10月6日の入札結果には、「個人向け国債(変動10年)の基準金利となる」数字として3.10%が載っている。表面利率の年3.1%とは別の行だ。これに0.66を掛けると2.046になり、小数第3位を四捨五入して約2.05%になる。仮に100万円なら、1年の利子は税金が引かれる前で約2万500円、税を引いた受け取りは約1万6,300円だ。
この約2.05%は計算式に当てはめた数字で、記事を出した時点では財務省はまだ公表していなかった。ただ、財務省が公表してきた利率は、第142回から前回の第198回まで57回続けて、基準金利に0.66を掛けて四捨五入した数字と一致している。それより前には、一致しない回もある。0.66を掛けた数字が、下限の年0.05%を下回った回だ。
その代わり、利率は半年ごとに見直され、基準金利が上がれば受け取る利率も上がる。
受け取る利子を試算してみる
変動10年の利率と
計算のしかた:利率=
目安。
受け取る前に引かれるもの
窓口や申込画面に出ている利率は、税を引く前の数字だ。利子を受け取るときに、20.315%の税が引かれる。9月に募集した分なら、税金が引かれる前の1.95%に対して、受け取りは約1.55%だ。
発行から1年たてば、いつでも途中でやめて現金に戻せる。戻る金額は額面100円につき100円だ。そこから、直前2回分の利子(税金が引かれる前)にあたる金額の0.79685倍が引かれる。
窓口で申し込めるのは第199回で、募集は10月8日から10月30日まで、発行日は11月16日と決まっている。財務省は10月7日、第199回の利率を年2.05%(税金が引かれる前)と公表した。計算どおりの数字で、税金が引かれた後は約1.63%になる。
注
- 注1第142回は、利子の計算が2022年2月16日に始まる回で、基準金利0.10%・利率0.07%。財務省の利率の一覧にある164回のうち、62回は下限の年0.05%だ。
- 注2財務省が示した第198回(2026年9月募集)の、税金が引かれた後の利率は1.5538575%。利子にかかる20.315%を引いた後の数字だ。
- 注30.79685は、1から税率の20.315%を引いた数字。利子を受け取るときに税が引かれているので、返すのも税を引いた後の金額になる。
- 注4100万円の例は、同じ利率が1年続いた場合の計算。利子は半年ごとに、年の利率の半分ずつ払われる。初回の利子は、発行日から最初の利払日までの分になる(財務省の第199回の発行条件)。税を引いた受け取りは、税金が引かれる前の利子に0.79685を掛けた。
出典
- 財務省
「10年利付国債 一次資料(第384回)の 入札結果」 (令和8年10月6日入札) - 財務省
「変動 一次資料10年『第199回債』発行条件」 - 財務省
「『変動 一次資料10年』商品概要」 - 財務省
「個人向け国債 一次資料発行スケジュール」 - 財務省
変動10年の 一次資料適用利率の 一覧データ - 財務省
「個人向け国債の 一次資料発行条件等」 (2026年10月7日) - NHK
「10年もの国債の 報道表面利率3.1%に 約30年ぶりの水準 財務省」 (2026年10月6日)
一次資料のライブラリ 「財政と金利」の
根拠を見る(照合した記述 19か所)公開前の事実確認では、最初の照合(17か所)のうち4か所で、出典と合わない所や言い過ぎが見つかり、公開までに直した。
記事の事実の記述と、出典の該当箇所を並べた。事実確認の記録(10月14日まで)から作っている。
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「10年ものの国債の利率が約30年ぶりの高さになったのは本当だ」
未確認NHK「10年もの国債の表面利率3.1%に 約30年ぶりの水準 財務省」(2026年10月6日)該当箇所:見出しと本文1段落目
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「9月に募集した分は、基準金利2.96%に対して1.95%だった。」
確認済み財務省 変動10年の適用利率の一覧データ該当箇所:一覧の第198回の行(基準金利・適用利率(税引前))
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見出し「3.1%は入札の買い手に払われる」「表面利率は、国が新しく発行する国債に付ける利率だ。年3.1%の利子は、この入札の買い手に払われる。」
確認済み財務省「10年利付国債(第384回)の入札結果」(令和8年10月6日入札)該当箇所:「3.表面利率」と「6.」〜「8.」の募入決定の欄
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「3%を超えるのは1996年8月以来だと、NHKが報じている。」
未確認NHK「10年もの国債の表面利率3.1%に 約30年ぶりの水準 財務省」(2026年10月6日)該当箇所:本文1段落目
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「「変動10年」は1万円から買える国債で、受け取る利率が半年ごとに変わる。その利率を、財務省は「基準金利×0.66」と決めている…」
確認済み財務省「『変動10年』商品概要」該当箇所:「個人向け国債の商品性の比較」の表
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「基準金利は、10年国債の入札から決まる金利で、どの入札を使うかも財務省が決めている。利子の計算が始まる月の前の月までに行われた…」
確認済み財務省「『変動10年』商品概要」該当箇所:商品比較表の注2財務省「10年利付国債(第384回)の入札結果」(令和8年10月6日入札)該当箇所:入札結果の(参考)の行
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「2025年10月に募集した分は、基準金利1.64%に対して利率1.08%だった。」
確認済み財務省 変動10年の適用利率の一覧データ該当箇所:一覧の第187回の行
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見出し「10月募集分は、計算すると約2.05%」「10月6日の入札結果には、「個人向け国債(変動10年)の基準金利となる」数字として3.10%が載っている。」
確認済み財務省「10年利付国債(第384回)の入札結果」(令和8年10月6日入札)該当箇所:入札結果の(参考)の行と「3.表面利率」財務省「『変動10年』商品概要」
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「仮に100万円なら、1年の利子は税金が引かれる前で約2万500円、税を引いた受け取りは約1万6,300円だ。」
確認済み財務省「10年利付国債(第384回)の入札結果」(令和8年10月6日入札)該当箇所:入札結果の(参考)の行財務省「『変動10年』商品概要」該当箇所:商品概要の※1
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「この約2.05%は計算式に当てはめた数字で、記事を出した時点では財務省はまだ公表していなかった。」
確認済み財務省 変動10年の適用利率の一覧データ該当箇所:一覧の第199回の行
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「ただ、財務省が公表してきた利率は、第142回から前回の第198回まで57回続けて、基準金利に0.66を掛けて四捨五入した数字と…」注1「第142回は、利子の計算が2022年2月16日に始まる回で、基準金利0.10%・利率0.07%。財務省の利率の一覧にある164…」
確認済み財務省 変動10年の適用利率の一覧データ該当箇所:一覧の第35回〜第198回の行(基準金利と適用利率(税引前))
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「9月に募集した分なら、税金が引かれる前の1.95%に対して、受け取りは約1.55%だ。」
確認済み財務省 変動10年の適用利率の一覧データ該当箇所:一覧の第198回の行(税引前・税引後の列)
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「財務省は10月7日、第199回の利率を年2.05%(税金が引かれる前)と公表した。計算どおりの数字で、税金が引かれた後は約1.…」
確認済み財務省「個人向け国債の発行条件等」(2026年10月7日)該当箇所:1ページ・変動10年第199回債の欄
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構造図「第199回は年2.05%、10月30日まで募集」
確認済み財務省 変動10年の適用利率の一覧データ該当箇所:一覧の第199回の行財務省「変動10年『第199回債』発行条件」該当箇所:発行条件の表の募集期間
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SIGNAL「3.1%は入札の買い手に払う利率。変動10年は基準金利の0.66倍で、10月募集分は年2.05%と財務省が公表した」
確認済み財務省「『変動10年』商品概要」該当箇所:商品比較表の金利設定方法の行財務省 変動10年の適用利率の一覧データ該当箇所:一覧の第199回の行
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YOUR SIGNAL「申込画面の利率が、税金が引かれる前の数字かを確かめる。9月募集分は税金が引かれる前で1.95%、受け取りは約1.55%」
確認済み財務省 変動10年の適用利率の一覧データ該当箇所:一覧の第198回の行(税引前・税引後の列)
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NEXT SIGNAL「財務省は11月6日に第200回の基準金利を発表する予定だ。」
暫定財務省 変動10年の適用利率の一覧データ該当箇所:一覧の第200回の行
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注2「財務省が示した第198回(2026年9月募集)の、税金が引かれた後の利率は1.5538575%。」
確認済み財務省 変動10年の適用利率の一覧データ該当箇所:一覧の第198回の税引後の列財務省「『変動10年』商品概要」
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注4「税を引いた受け取りは、税金が引かれる前の利子に0.79685を掛けた。」
確認済み財務省「『変動10年』商品概要」該当箇所:商品比較表の※5
出典の該当箇所まで示せる記述だけを載せている。誤りに気づいたら
なぜそう言える?
未確認NHK「10年もの国債の表面利率3.1%に 約30年ぶりの水準 財務省」(2026年10月6日)該当箇所:見出しと本文1段落目出典の一覧へ
確認済み財務省 変動10年の適用利率の一覧データ該当箇所:一覧の第198回の行(基準金利・適用利率(税引前))出典の一覧へ
なぜそう言える?
確認済み財務省「10年利付国債(第384回)の入札結果」(令和8年10月6日入札)該当箇所:「3.表面利率」と「6.」〜「8.」の募入決定の欄出典の一覧へ
未確認NHK「10年もの国債の表面利率3.1%に 約30年ぶりの水準 財務省」(2026年10月6日)該当箇所:本文1段落目出典の一覧へ
なぜそう言える?
確認済み財務省「『変動10年』商品概要」該当箇所:「個人向け国債の商品性の比較」の表出典の一覧へ
なぜそう言える?
確認済み財務省「『変動10年』商品概要」該当箇所:商品比較表の注2出典の一覧へ財務省「10年利付国債(第384回)の入札結果」(令和8年10月6日入札)該当箇所:入札結果の(参考)の行出典の一覧へ
確認済み財務省 変動10年の適用利率の一覧データ該当箇所:一覧の第187回の行出典の一覧へ
なぜそう言える?
確認済み財務省「10年利付国債(第384回)の入札結果」(令和8年10月6日入札)該当箇所:入札結果の(参考)の行と「3.表面利率」出典の一覧へ財務省「『変動10年』商品概要」出典の一覧へ
確認済み財務省「10年利付国債(第384回)の入札結果」(令和8年10月6日入札)該当箇所:入札結果の(参考)の行出典の一覧へ財務省「『変動10年』商品概要」該当箇所:商品概要の※1出典の一覧へ
なぜそう言える?
確認済み財務省 変動10年の適用利率の一覧データ該当箇所:一覧の第199回の行出典の一覧へ
確認済み財務省 変動10年の適用利率の一覧データ該当箇所:一覧の第35回〜第198回の行(基準金利と適用利率(税引前))出典の一覧へ
注1
第142回は、利子の計算が2022年2月16日に始まる回で、基準金利0.10%・利率0.07%。財務省の利率の一覧にある164回のうち、62回は下限の年0.05%だ。
財務省 変動10年の適用利率の一覧データ出典の一覧へ
注2
財務省が示した第198回(2026年9月募集)の、税金が引かれた後の利率は1.5538575%。利子にかかる20.315%を引いた後の数字だ。
注3
0.79685は、1から税率の20.315%を引いた数字。利子を受け取るときに税が引かれているので、返すのも税を引いた後の金額になる。
注4
100万円の例は、同じ利率が1年続いた場合の計算。利子は半年ごとに、年の利率の半分ずつ払われる。初回の利子は、発行日から最初の利払日までの分になる(財務省の第199回の発行条件)。税を引いた受け取りは、税金が引かれる前の利子に0.79685を掛けた。
財務省「『変動10年』商品概要」出典の一覧へ
記事番号 2026-10-07-01 誤りの指摘と訂正の記録
更新(2026年10月14日):記事の公開後、財務省が10月7日に第199回の利率を年2.05%と公表したため、「まだ出ていない」としていた最後の段・構造図・シグナルを公表済みの形に改め、出典に財務省の報道発表を加えました(2026年10月14日)。

について


